『フォーマットする必要があります』と表示される

USBメモリやSDカード、外付ハードディスクなどを利用しようとした際に、このようなメッセージが出たことはありませんか？
その昔、フロッピーディスクを利用する際には必ず『フォーマット』をする必要がありました。やがて『フォーマット』済のフロッピーディスクが発売され、このような手間をかける必要がなくなりました。
話はそれましたが、現在発売されているUSBメモリ・SDカード・外付ハードディスクの類いはすべてあらかじめ『フォーマット』されて販売されており、パソコンに接続するだけですぐに利用可能な状態になっています。
『フォーマット』とは日本語では『初期化』とも表現され、広大な敷地に区画整理を行い、○丁目○番○号といった地番を振るような作業を行うものです。
ところが何らかの原因でこの地番が正常に読み出せなくなった場合に、Windowsは再度区画整理をして読み書きが出来る状態にしようと『フォーマットする必要があります』と表示します。
ここで『はい』を実行してしまうと、保存されていたデータを無視して、また初めから区画整理をしてしまいます。

フォーマットしても復元可能？

実はこの区画整理、表面上のデータをちょこっと整地するだけの作業なのです。したがってフォーマット直後であれば残されているデータがばらばらになっていないので復元できる可能性は高いです。気づかずに使い続けると復元の可能性は低くなります。

USBメモリ・SDカードは消耗品

容量が大きいこれらのデバイスは、ついつい使い回してしまうのですが、端子部がむき出しになっている関係で静電気などの影響を非常にうけやすいのです。突然データが読めなくなるといった症状はよくあることですが、やみくもに抜き差しを繰り返したりすると復活の可能性を低くしてしまいます。早急に弊社にご連絡いただければ、復旧作業のお手伝いを致します。障害の程度により費用・日数は変動しますのでまずはお問い合わせください。