The later SoftEther VPN

SoftEther導入のその後

selogo
SoftEtherを再導入して、かれこれ2ヶ月が経過しました。ちょくちょく社外からのVPN接続を行ってきましたが、OpenVPNに比較しても安定的な動作が確認できております。弊社のひかり電話ルータが原因で一時的に接続できなくなるというトラブルは発生したものの、ソフトウェアに起因するトラブルは今のところ発生しておりません。

ひかり電話とSIPフォン

SIP Phone自社の固定電話回線は、起業当初からNTT東日本のひかり電話を利用しております。しかしながら、電話(用)番号はすべて携帯電話に転送、FAX(用)番号はFAXお知らせメールに転送しているため、社内の電話機が鳴動することはありませんでした。また、電話機を接続してはいるものの、ついつい携帯電話で発信することが多かったため、活用する場面はあまりありませんでした。
しかしながら、ガラケーからスマートフォンへかわる中で、通話料金の高騰(無料通話の廃止など)がじわりじわりと経費を押し上げてきている現状があります。Fusion IP-Phoneや050 PlusなどのIP PhoneやG-Callや楽天でんわなど回線交換方式でのサービスにより、通話料をかなり押さえることを試みてきました。
そこでふと思いついたのが「ひかり電話」の活用でした。そもそもひかり電話は0AB~J番号を活用したIP Phoneであり、ひかり電話対応ルータはSIPクライアントを接続することが可能となっているのです。もちろん発信者番号通知は固定回線の番号となります。
参考:https://flets.com/hikaridenwa/smartphone/

SoftEtherVPNの機能と組み合わせてどこでもひかり電話

社内ではスマートフォンのアプリからWiFi経由でひかり電話(SIP)を利用できますが、SoftEtherのL2TP/IPSecサーバ機能を利用すると、スマートフォンから社内へVPNアクセス・そしてひかり電話(SIP)からの発信が可能となります。スマートフォンからSIP経由での固定電話への発信は、全国一律8円(税別)となるため、大幅な経費削減が期待できると思われます。LTE対応WiFiルータ経由での通話はいまのところ音声品質で気になる点はありませんが、MVNOでの速度制限SIMでどの程度運用できるかもこれから検証していきたいと考えております。
携帯電話の通話料削減・携帯電話から会社の代表電話番号による発信など、小規模オフィスでのメリットは計り知れないのではないでしょうか。詳細はぜひ弊社へお問い合わせください。