起動しない

ひとえに起動しないと言っても、その画面によって症状が異なります。通常、起動は電源投入→BIOS/UEFI(メーカーロゴの場合あり)→OS(Windows等)の読み込みと言う順序で行われますが、どの時点でつまずいているかによって対処方法は違います。

BIOS/UEFIの画面で止まる

BIOS-CMOS-Checksum-Badこの画像のように電源投入してすぐ止まる場合は、起動時のチェック段階で何らかのエラーが発生していることを示しています。エラーの内容は表示されている内容を読み解くとわかるのですが、英語が苦手な方にとっては困りものですね。電話でのお問い合わせだけでは画面の状態がわかりにくいので、デジタルカメラ・スマートフォンなどで表示画面を撮影して送付していただけると詳細がわかります。

『Operating system not found』が表示される

Operating system not foundOperating systemが見つからない、すなわちWindowsを見つけられないという意味のメッセージになりますハードディスクを認識できない状態の可能性が高く、保存されているデータの復旧も難しい場合があります。しかし、あきらめる前にまずはご相談ください。

『BOOTMGR is missing』が表示される

BOOTMGR is missingハードディスクからWindowsを読み込もうとして、最初の一歩でつまずいた際に表示されます。何らかの原因で起動に必要なファイルが読み込めない状態で発生します。ハードディスクの故障でなければデータの復旧は比較的容易です。

『詳細ブートオプション』が表示される

win7_menuこの画面は、Windowsを起動しようとした際に何らかの不具合が生じているため、表示されるものです。表示される不具合の原因はハードディスクの物理的な故障・既存プログラムの不具合・修正プログラムの適用によるバグなど多岐にわたります。いろいろ試しているうちに症状を悪化させる可能性もありますので、早めの診断をおすすめします。

青い画面に英語が表示される

BSODこの画面も、Windowsの起動途中に何らかの不具合が生じているために発生します。停止する場合も多いですが、一瞬表示されて再起動してしまう場合もあります。
4行目にメッセージが表示され、下部に数字が表示される形になります。
ハードディスクの物理的障害・メモリの不良・デバイスドライバ・プログラムの不具合など、発生原因は多岐にわたります。
メッセージの内容を読み取ることが出来ればある程度の診断は出来ますが、発生前後の操作内容などがわかると解決に一歩近づきます。

安易な自己判断は悪化の可能性あり

トラブル事例上記の症状・診断はあくまで一例であり、やみくもに自己判断で利用を続けることは症状を悪化させる原因にもなります。また、症状が再発しなくなって正常起動したから、そのまま使い続けるという方も見受けられますが、再発した時点で時既に遅し、ということもよくあります。故障の診断は初期診断が肝心です。弊社で購入したものでなくてももちろんOK。お気軽にお問い合わせください。