モバイル通信とMVNO

モバイル通信の現状と価格

mvno携帯電話からスマートフォンへあっという間に移りゆく中で、データ通信にかかる費用について考えたことはありますか?スマートフォン・タブレットなどを1人で複数持ち歩く場合、それぞれのデータ通信契約をまともにすすめるとあっという間に高額になってしまいます。通信キャリアでは家族間での割引などで割安感を出しているものの、1台あたり5,000円程度が発生してしまう状況は今も昔もさほど変わっていません。

MNOとMVNOの関係

このような高額な通信料をいかにして押さえるか、というテーマで考えると、データ通信の契約を見直すという形になります。具体的には「docomo」「au」「Softbank」といったキャリアとの直接契約ではない会社(MVNO)との契約を行うことを指しています。これまで一般的には、先ほどの3社(willcom→Y!MobileはSoftbank傘下)で携帯電話本体込み、2年縛りで契約をしていました。これを本体のみを自力で準備して、通信契約はMVNOと行う形にすることで通信費の大幅な削減が可能になっています。そもそもMVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略でMNO(移動体通信事業者)との対比で考える携帯です。いわゆるキャリアはMNOであり、そのキャリアから回線を卸してもらい、再販している業者がMVNOとなります。MVNOはMNOと大口契約を結ぶため、1回線当たりの単価は低く抑えられており、MNOの定価よりも安く回線を提供することができます。当初は1ヶ月1GBまでで980円などといった少量だけども安価なサービスが主流でしたが、現在では容量が3GBまでに増量されていたり、10GBで2,560円といったMNOをも上回る容量が提供されることもあります。また、2年縛りといった契約期間に制限がかからないMVNOもあるので、自分の好きなタイミングで乗り換えが出来るのも魅力です。

MVNO契約の注意点

あなたのまわりの『?』は何ですか?しかしながら、キャリア契約と違ってMVNO固有の設定が必要であったり、殆どのMVNOがdocomo回線を利用している(一部au回線あり・Softbankは無し)のでdomoco仕様のスマートフォンやWiFiルータが必要になるといった制約があることも事実です。このため、なんとなく聞いたことはあるものの手が出ない、手が出せないということもあるのではないでしょうか。またデータ通信だけでなく、音声通話も必要な場合もあるでしょう。これらの詳細については、利用形態によって状況は変わってきます。株式会社ADDSではこうしたコンサルティングも行っております。キャリアに依存しない立場ならではのアドバイスが出来ますので、是非ご相談ください。もちろんスマートフォン・WiFiルータの接続設定や、PCとのデータ共有などの設定もお任せください。